自己紹介~このブログについて~

お買い物の最適解

自己紹介

はじめまして。Ryokoと申します。
10代のころから、洋服バカでした。結婚し子供ができ不惑の声を聞く年齢になった今もそれは変わりません。
小学生高学年のとき、学校に着ていく服を自分で選びたいと言い出したときから、わたしは多分毎日、洋服のことを考えて生きてきました。というと、ちょっと大げさかもしれませんが。アパレル業界で働いたことすらない私は、人生を洋服にささげてきたわけではもちろんないし、だれもが振り返ってしまうようなおしゃれな人というわけでも、最先端の流行を真っ先に取り入れているわけでもありません。でも、「今日何を着ていくか」を考えるワクワクをそのとき知ってしまったから、どんなに忙しくてもそれを考えない毎日に戻れないまま今も年を重ねています。

思い切りお洋服について語りたい

友人とかわいい服や小物について「それどこの?!」と教えあったり、
ファッション誌を見ながら各自の好きなコーデについて意見を交換したり、
デートに着ていく服を買いに行くのにつきあってもらったり、
時にはおそろいコーデやお洋服の貸し借りをしたり。
学生時代、ファッションはコミュニケーションにおける重要な項目の一つでした。
働き始めてからも、次のボーナスで何を買おうかな、友人の結婚式にはどんなドレスでおめかししていこうかな、なんてことを考えるひとときが、忙しく厳しい毎日を乗り切るために欠かせないものでした。
結婚して子供ができ、育児と仕事のあわただしい毎日の中でも、妊婦ファッションや授乳向けファッション、子連れでどう上手く試着させてもらうか、親子ファッションやかわいい子供服、ワーキングマザーになったらどんな着回しが便利か…といったことをわたしは相変わらず熱心に考えて、独身向けからママ向けまでいろんな雑誌を読み込んだりしていたけれど、
いつのまにか、周りの同じようなライフステージに立つ友人たちの関心事は、もうファッションではなくなっていました。
友人との話題の中心は育児の悩み、教育のこと、簡単節約レシピ、義実家の愚痴…
それぞれの家庭の事情や方針があり、自由になるお金もおしゃれをしていく機会も独身時代のようにはいかなくなりました。
私はずっと働いていたこともあり、おしゃれにそれなりにお金を遣ってしまっていましたが、だんだんそんな自分が愚かで恥ずかしいような気がしてきて。
友人との集まりに雑誌のように着飾っていくと浮いている気がしました。良いスーツを着て会社に行くと同僚からさらっと嫌味を言われたこともありました。公立小学校の保護者会に、ジャケットを着て来ている母親は一人もいませんでした。
地方都市に住んでいるということもあるのかもしれませんが、みんながどんどんおしゃれを「卒業」していく。
自分だけが置いてけぼりのような、寂しい気持ちになりました。

本当は、「今日のブラウスは〇〇の新作でお気に入りなの!」とか、「△△の子供服がかわいくて姉妹おそろいで買ったー!」みたいな話を、無邪気に誰かとしたい。
わたしのワードローブの中心となっている、ハイでもローでもないリアルプライスのお洋服のすばらしさを語りたい。プチプラアイテムを発見したら共有したいし、憧れのブランドのバッグについての妄想もしたい。美容の知識は乏しいけれど、ファッションの延長としてのメイクは大好き。
その思いがおさえきれず、このブログを作りました。

業界人でもなく、おしゃれリーダーでもない、ただ洋服バカを卒業できなかった(そして当面できそうにない)私の独り言です。共感してくださる方がいたら、とてもうれしいです。

「好きな服」が一番だけど「最適解」

本当はファッションには正解も最適解もないと思っていて。
着たい服を何にもとらわれることなく感性の赴くまま自由に着られたら、それが一番素晴らしいことだと思っています。
でも、自分が作り出した世間の声がうっかり聞こえてしまう凡庸な私は、お洋服を選ぶときにも、着るときにも、ついあれこれ考えて最適解を探そうとしてしまうから。
自分の「好き」と大人としての社会の要請とに折り合いをつけて、最適解を導くための私の試行錯誤が、同じように悩める誰かの最適解探しのお役に立つといいなと思って、このブログのタイトルにしました。

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